それは、とある魔物を追い詰めた時の事。
キャロンとペルルはその魔物を森の奥で見つけ、激しい戦いの末に…という時だった。
魔物が最後の悪あがきに放った毒液がペルルの口に入ってしまう。
そのままキャロンの剣が止めを刺し、魔物は消え去ったのだが…

「ぐ…ぅあぁぁっ!キャロン…キャロンっ!」
乱暴にキャロンを押し倒しながら叫ぶペルル
「きゃっ!やめてっ!いやぁあっ!」
慌ててそれを跳ね除けるキャロン。ペルルは地面を転がり、悶え苦しみ続ける。
「ごめんよ…でも、ほしいんだ…体が…体中が熱くて、たまらないんだよぉ…」
情けない声をあげて胸をかきむしるペルル。瞳は濁り、顔が赤らんでしまっている。
キャロンは体験からその症状に心当たりがあった。
(これは…淫毒ね……どうしよう…早く浄化しないと…ペルルが燃え尽きちゃう…)
「…助けてくれよ…キャロン…ぐ…あぁぁ…ぅおおおお…」
淫毒に対する毒消しはない。強すぎる媚薬のようなもので、発散させるしかないのだ。つまり…

考えている間にもペルルは呻き苦しみ、ついに気を失ってしまう。
気絶してもなお呼吸は荒く、熱に浮かされた苦悶の表情で額には汗が浮いている。
このままでは助からない。キャロンはそう判断せざるを得なかった。
恥ずかしさに顔を赤くしつつも深呼吸して覚悟を決め、服に手をかけた。
服を脱ぎ、下着もおろして裸になると気を失ったペルルの服も脱がせて体をまたぎ、
69の体勢で覆いかぶさってゆく。

「…あむっ……んっ、ん、ちゅ、む…ぅん…」
赤黒く怒張し、今にもはちきれそうに膨らんだモノを口に含んでしゃぶるキャロン。
ペルルの体内では受けた魔毒の影響で性エネルギーが暴走してしまっている。
鎮めない限り自身を内側から焼き尽くしてしまうのだ。
「ん…んっ、れる…はぁ…はぁ…ぁむっ…ふ…む…ぐ……」
熱い肉棒を一心に舐めしゃぶる。ブレイブの鏡での浄化が使えない以上、鎮める方法はこれしかなかった。
(……こんなことで…ペルルとする事になるなんて…)
目蓋を伏せ、モノをあまり直視しないようにしつつキャロンは奉仕を続ける。
顔がさっきからずっと熱いまま。助ける為とはいえ、やはり恥ずかしいのだ。
「むぐっ…んっ、んっ、んっ…もう…はやくっ…イキなさいよっ…はずかしいん…だからっ…」
モノを含んだまま口の中で舌を使い、亀頭を刺激するとびくびくと反応し、先走り液を流すものの、
ペルルのモノは鎮まる気配もない。臭いと味が口の中に広がり、苦味に少し顔を歪めるキャロン。
「ん…むっ…んっ、んっぐ…もう…世話が…やけるん…だから…っ…あ、むっ…」

先走り液を唾液と混ぜて竿に垂らしつつ手でも扱いてゆく。
ぬるぬるとした感触にペルルのモノが悦びの反応を返す。キャロンは更に強く握って扱きつつ先っぽを舐めしゃぶる。
だんだん疲れてきたのか、浮かせていた体勢はどんどん下がり、ペルルの体に密着するようになってゆく。

そうしているうちにペルルは目を覚ました。しかしまだ意識は判然としていない。
目を開くと、ぼやけた視界にむき出しのお尻がある。理解が出来ないので夢かと思う。
下着すらつけていない、裸の女の子の柔らかそうなお尻が揺れている。
自分も裸で、体の上に女の子が乗っていて柔らかく暖かい感触に包まれている。
そして下半身はというと自分のモノが女の子の口に咥えられてしゃぶられている。すごく、気持ちがいい。
見れば女の子はキャロンだった。何故だろうと思う思考はペルルの頭からは消える。
なんだか分からないが、体は熱くてとにかく目の前の媚肉にむしゃぶりつきたくて仕方がなかった。
咥えられている口の温かさを感じつつも体の内側からはマグマのような熱が際限なく沸き上がってくる。
目の前で揺れるキャロンのお尻とあそこからは雄を誘うような匂いがぷんぷんとしている。
この女を犯したくて、犯したくて仕方がなくなってゆく…

ペルルの手が起き、キャロンの太ももを抱え込むように擦ると、キャロンははっとして手を止める。
(しまった、起きちゃった…!)
目を覚ます前にイカせて鎮めたかったキャロンの考えは潰えてしまった。
どうしよう、と考える間にペルルの手がお尻に達してくる。撫でられる感触にキャロンの背中が
ぞくり、と震えた。そうして、首が起きてきてむき出しのあそこへと迫ってくる。
「あっ!…ぅ…ぁぁっ!…は、あぁっ…はぁっ…」
あそこの襞を舐められ、キャロンのあごが跳ねる。ペルルのモノをしゃぶっている間に自分自身も
昂まって敏感になってしまっていたのだ。充血したピンクの襞は既に愛液に濡れてぬめっていた。
お尻を抱え込まれ、ペルルの唇全部がキャロンの陰唇を捕らえる。
「あぁっ…!…はぁっ、はぁっ、っ…あぁ…!」
あそこから広がってくる刺激に震えるキャロン。背中を反らし、ペルルの太腿にしがみ付いてしまう。
舌があそこに差し込まれ、小陰唇から陰核までを舐られてから、一転強く啜り上げられる。
「きゃ…ぅ…あぁっ!はぁっ……ぁぁっ…」
ペルルの太腿に自分の胸を押し当てるような格好で愛撫に感じ入ってしまうキャロン。
おっぱいがペルルの硬い太ももに捏ねられ、つぶれてぐねぐねと形を変える。
ペルルの口が離れ、強い刺激から解放されて吐息を漏らすキャロン。しかし、ペルルはまだ満足する様子もなく
普段からは想像もつかないような乱暴な口調で言い放つ。
「続けろよ。早く」
思わずペルルの顔を見るキャロン。その顔は熱に浮かされているようだった。
(……まだ…なのね…)
ここで止めたらペルルは助からない。キャロンは諦めるしかなかった。

二人は密着したままで互いに愛撫を続けていた。
一心にモノを咥えてしゃぶるキャロン。そして情欲の赴くままにあそこを舐め、啜るペルル。
「んっ…んぅ…んっ、んっ…むぐ…ん…ぁ…」
(ペルルの…おっきくて……かたくて…あつい…)
貪り合ううちにキャロンは体の奥に火がついたように熱くなってくるのを感じていた。
舐められているあそこからは蜜が溢れ、鼓動がどきどきと切なくなって来る。
「ぐ…う…ぁ…」
「はぁ…あぁ…むぐ…ぅん…じゅ……ぅむ…ちゅ…」
喉の奥にまで達するほど深く咥え込み、口全体でむしゃぶりつくように奉仕するキャロン。
唾液と先走りが混ざって溢れてゆく。いつの間にかキャロンは行為に夢中になってしまっていた。
ペルルに舐められているあそこが切なくて仕方がない。稚拙な愛撫だったがそれが逆に
体の奥にもどかしさを覚えてむずむずと疼いてしまう。
(舌が…ペルルの舌が…熱いよぉ……ああ…もう……はやく……おねがい…)
キャロンの腰が自然に震えだし、無意識に胸をペルルの体に押し当ててしまう。
昂ぶってゆく2人。しかし、先に堰を切ってしまったのはペルルの方だった。
「むっ…むぶっ…ん、ぷぁぁっ!…」
突然ドクン、と一際大きくモノが脈打ったかと思うとキャロンの小さな口の中へ熱い液体が流れ込んだ。
思わず口を離すと溢れた白濁液が竿の先から勢いよく飛び散ってキャロンの顔を汚す。
「ごほっ!ごほっ…けほ……」
涙目で咽るキャロン。口からは濃い精液が零れて糸を引いている。
「…ん…もう…出すなら出すって…え、ちょっと、待って…」
いつの間にか体を起こしたペルルがキャロンの腰を抱え込み、あそこへとモノをあてがっている。
キャロンの体の準備は出来てしまっているが、心の準備はまだである。しかもペルルとはこれが初めてなのだ。
「まって、まって…ね、え…いやっ、あ…あぁぁぁーっ!!」
そんな乙女心など知ったことではないと言わんばかりの無遠慮さでペルルのモノが突き入れられた。
一度出したくらいでは毒は抜けなかったのだ。怒張はまったく衰える事無く、キャロンの狭い膣内を貫き
襞を踏み荒らしてゆく。悲鳴を上げて目を見開くキャロン。汗といっしょに口についたままの白濁が飛び散った。

「あっ、ぐ、ぅっ!あっ!あぁっ!きゃ…あ、ふっ…くぅんっ!」
充分に濡らされていたので動きはスムーズだが、ペルルの挿入はあまりにも乱暴だった。
むっちりしたキャロンのお尻を両手で掴むと、バックから力任せに腰を叩き付けてゆく。
「あっ!…や…ぐっ、いやぁっ…そんな…乱暴にしないで…ぇっ…あぁっ!んっ、んぁっ!」
犯されて喘ぐキャロン。抵抗するつもりはないのに、懇願が聞き入れられない。ペルルの腰は暴走するままに
キャロンのあそこを何度も抉る。むちっとした肉がたわんでお尻から振動が伝わり、背中が歪んで衝撃が胸や頭を揺さぶる。
呼吸にも余裕が無くなり、突き込まれる肉棒の暴力的な逞しさに飲み込まれてしまう。
(…せっかく…なのに…こんなの……いやあ…)
せっかくなのだからもうちょっとちゃんとした形で…と思うのだが、当のペルルに理性がなくてはそれは叶わない。
毒の影響で硬さと大きさを増したモノで奥を叩かれ、引き抜くカリが襞を抉る感触にぞくぞくと背中が震えてしまう。
喘ぎ声が止まらず、あごを跳ね上げ、ポニーテールを振り乱して悶えるキャロン。
「あぁっ!あぁ、ふ、ぅっ!んっ、んぁっ!こ…こわれちゃうっ…あっ!はぁっ、はぁっ、ぅぐっ、ぁぁんっ!!」
キャロンのあそこはペルルのモノに押しつぶされてしまっている。しかし、そこから狂おしいほどの快感が
生まれて蜜を溢れさせ少女の胸をかき乱してゆく。犯されているのに体がどんどん熱くなり、たまらなくなってしまう。
元々魔物に乱暴に犯されて性を覚えさせられたのだ。身体はそれに慣れてしまっている。
でも、ペルル相手にこれではあまりにムードがない。キャロンは喘ぎながらも少し悲しく思った。
「うっ…ぁ…う…あぁっ!ふっ、く、あぁっ!はっ、はっ…ふぅっ!」
しかしペルルはそんなキャロンの思いなど知る由もなく、ただ目の前の肢体を貪っているのみだった。
ペルルの右手が腰からあそこへと動き、キャロンの背中に覆い被さるような体勢になる。
貫かれながら敏感なクリトリスを弄られて、キャロンの喘ぎが一際高くなった。
そのまま左手が揺れるおっぱいを探りあて、下から掴むと乱暴に揉みしだく。
「あ、あぁっ!、痛くしないで…や、あぁっ!あ、くぁんっ!あぁぁっ!ひぅんっ!」
言いつつもキャロンの乳首はペルルの愛撫に敏感に反応し、勃起してしまっていた。
背中にペルルの胸板を押し当てられ、その大きさと厚さに少し逞しくなった男の子をどこかに感じつつ、
既に少女のものとは言えない程の経験を積んでしまったキャロンの肢体は若者の性急な行為に飲み込まれてゆく。
「あぁっ、く…っんんっ!ぅ…はぁ、はぁ…そんな…はげし…あぁっ!い…ぁっ!」
密着した体勢のまま、ペルルが獣のように急速に腰を叩きつける。クリトリスもおっぱいも同時に弄られているキャロンは
逃げ場もなく溢れてくる快感に身悶えし、かぶりを振って嬌声をあげ続けるしかなかった。

そのままペルルは体を力任せに起こし、キャロンがその意外な力強さに驚く間もなく貫いたまま背面座位の体勢にする。
「あぁっ…!…く……ぅぁっ!ん…ふか…ぃっ…あぁんっ…」
強引な体位移動にキャロンの髪が振り乱される。そのまま後ろから抱きすくめられた下からの挿入を受け入れ、全身がぶるぶると
震えるキャロン。ペルルのモノを深々と咥え込み、膣内をえぐるようにそそり立っているのがはっきり感じ取れてしまう。
ペルルはキャロンの乳房を握りしめ、右手で足を開かせながら背中にむしゃぶりついてくる。
「…動けよ…うごけっ……早くっ…」
振り返ればペルルは荒い息をつき、余裕もない。自分の中で渦巻く衝動をどうする事も出来ずに少女にぶつけているのだ。
「うっ…うん…っっ…んっ…ぁ…んっ…ふ…くぅ…」
キャロンは諦めたように頷くと自ら足を大きく開いて太ももをペルルの開いた脚の上に乗せる。
そうして、自分で腰を使いながらペルルの足に置いた手を使って反動をつけ、注挿をはじめた。
(はずかしいよ……こんなの…あたし…エッチな子じゃないのに…)
そうは言っても童貞であろうペルルに対し経験は圧倒的にキャロンの方が上だ。自然にペルルをリードする形になってしまう。
「あ、ぐぅっ…ぅあ…」
ペルルの呻き声が漏れる。足を開いたおかげで深く挿入され、キャロンの膣内の締めつけが増しているのだ。
「あぁっ、く、ぅんっ、んぅ…んっ、んぁっ!はぁっ、はぁっ…ひっ…ぁ…」
膝を使ってペルルの足の動きを促しながら、伸び上がり、また腰を落とす。お尻がペルルの下腹部へ沈み込む
そのたびに深々と自分のあそこを貫かせ、キャロンは体の芯がしびれてくる感覚に震えてしまう。
何度も繰り返すうちにペルルも膝を使うようになり少し楽になってくるのだが、それは快楽に耽ってゆく事にほかならない。
動きがこなれて来るに連れて繋がった二人のあそこからは蜜が溢れ、淫猥な水音を立てて絡み合っていた。
「あぁっ!あっ、あっ!はぁ、はぁ、あんっ!ぁふんっ、んぁっ!きゃ…ぅんっ!」
「ぅぅっ!…キャ…キャロンっ…ぐぅ…っ」
苦悶の表情を浮かべながらキャロンの肢体を貪るペルル。熱が体内で渦を巻いて下半身に集中してきているのだ。
爪が食い込むほどに乳房を掴み、無理やり腰を突き上げて温かく締め付ける膣道を何度も抉る。
殆ど強姦に近い乱暴さだというのに、キャロンの身体はすっかり受け止めて快楽を生み出していた。
魔物や村人の陵辱に何度も晒された影響だったのだが、ペルルがそれに気づくことはなかった。
「はぁっ、はぁっ、くぅ…ふ…ぅ…んっ…あ……あたし…あぁっ!」
キャロンの瞳が潤み、頭の中がぼうっとして来る。喘ぎっぱなしで乾いた唇をだらしなく伸びてきた自分の舌が舐めて潤ませる。
喘ぎ声をあげるたびに顔が熱くなってゆき、無意識に腰が震えてくる。
その気ではなかったとしても自分で動いていれば無意識に自分の気持ちいい所へ体を誘導してしまう。
ペルルのモノで自らの襞を抉らせ、めちゃくちゃに掻き回されているうちに気持ちよくなってしまったのだ。
(あたし…もう……だんだん…ヘンに、なっちゃう……)
ペルルの乱暴な愛撫にも、彼の切迫感に同調するようにキャロン自身の動悸が高鳴っていってしまう。
ぎゅっと目を閉じ、腰を蠢かしてペルルのモノをあそこに埋め貫かせる行為に没入してゆくキャロン。
時折かぶりを振り、背中をぐんと反らしてペルルに身体を預け、思うままに貪らせて快感を得ようとしてしまっていた。
性急に求め合い、汗にまみれ、荒い吐息に包まれて2人はどこまでも高ぶってゆく。

「あぁっ!あっ、はぁっ、あぅんっ!ふっ、うっ…ペルル………ぅっ、あぁっ!…いい…」
「キャ…キャロンっ、キャロンっ!」
耳元で呻くように呼ばれ、キャロンの喘ぎ声が更に高くなった。白い肌は紅潮して、揺さぶられるたびに汗が飛び散る。
濡れたうなじや縦に揺さぶられる胸には振り乱された髪がはりついている。
きつく掴まれた脇腹には痕がつき、爪を立てられた胸には血が滲んで汗と混ざって流れ落ちる。
しかし痛くされるたびにあそこはきゅうきゅうと締まり、ペルルのモノは刺激されて充血して膨らみを増す。
「…イイの……あぁっ!あんっ、はぁっ、はぁ、ぁくぅんっ!もっと…して…あぁぁっ!」
脇腹を支えているペルルの右手を掴み、あそこへと導く。手がクリトリスに触れて結合部を擦ると身体がビクンと跳ねた。
キャロンの瞳も声も既に快楽に甘く蕩けてしまっている。ペルルのモノが切なくなってきているのをはっきり感じ取れていた。
射精が近い。そう思うだけでキャロンはお臍の奥が切なくなり、背中はぞくぞくとして口元が緩んでしまう。
小柄ながらむっちりと肉のついた肢体はすべて快楽で埋め尽くされ、今はもう絶頂だけを希求してしまっていた。
「ぐぅっ!…キャロンっ……」
「あぁっ!…お…おねがい…あぁっ!はぁ、ペ…ペルル…うっ…く…あぁんっ!…キて……はぁ、はぁ…あぁっ!」
ペルルのモノがどくんどくんと脈打ち、モノが膨れ上がるとキャロンは浅ましく中出しのおねだりをしてしまう。
一緒にイキたいとばかりに腰の動きが激しくなり、汗に濡れた身体がぶつかり合って音を立てる。
ぐちゃぐちゃという水音とペルルのぜえぜえという荒い息とキャロンの喘ぎ声と高鳴る鼓動だけしかもう2人の耳には聞こえない。
互いのあそこが熱く蕩け合い、混ざり合って絶頂へ互いを追い立ててゆく。
「はぁ…はぁ…ぁ…ぁ!…あ!…あぅっ!!もう…イく…イきそうなのっ……きて…あぁぁんっ!!」
キャロンの身体がぶるぶるっと痙攣し、一瞬下を向き、堪えるように唇を噛む。かがみ込むような格好になった次の瞬間
あそこから脳天までの芯を電流が走りぬけた。体中が伸び上がり、勃起した乳首が張りつめ、指先までがぴんと伸びきった。
同時にぎゅうっとキャロンの中が締まり、ペルルが身を硬くしてキャロンの身体を強く掴むとモノが耐え切れずに爆発した。
「あぐっ、ぅぁぁっ!!」
どびゅ、と音がした。最奥まで突きこまれて堰を切られた白濁液が駆け上り、噴水のようにキャロンの膣内で吹き上がったのだ。
毒の影響で滝のような量と勢いになってしまった精液は子宮にまで達し、あっという間に少女の胎内が埋め尽くされる。
その熱さと衝撃がキャロンを一気に絶頂へと運び去ってしまった。
勢いが良すぎてあそこから逆流した白濁と蜜が結合部の隙間からごぼりと溢れ出た瞬間にキャロンの意識が飛んだ。
「あぁっ!!…ひっ…っく、ぅあぁっ、あぁぁーーーーっ!!」
キャロンはあごを跳ね上げ、全身をびくんと伸びきらせて絶頂に飲み込まれ一際高く長い、悲鳴のような嬌声をあげた。
(出てる…ペルルのが…中に出ちゃってるっ…熱くて…いっぱいで…ああぁっ…)
悦楽にキャロンの頭の中が真っ白に蕩け、鳥肌が立つほどに震えながら身体が軽くなったような浮遊感に包まれる。
そうして、2人は重なり合ったまま横へと倒れ込んでしまう。モノが抜けてキャロンのあそこからどくどくと白濁が溢れ出し、
あそこから内股へと流れ落ちるぬるぬるした感触にもう一度キャロンはふるっと震えて軽く達してしまう。
「あぅっ……ぁぁ……んっ…」
どうやらペルルの淫毒は抜けたらしく、そのまま力尽きて眠ってしまっている。
キャロンは全身を包む絶頂の余韻に浸りつつ、安らかな顔に戻ったペルルをしばらく見ていたが
やがて安心したような笑みを浮かべ、身体を清める為の川を探しに立ち上がった。

思いがけぬ形ではあったものの二人の初体験はこうして終わった。
…はずだったのだが。

翌朝。毒が抜けて目が覚めたペルルは何も覚えていなかった。
自分が毒を飲まされて以降の記憶をさっぱり無くしてしまったのだ。
あげく、乱暴にされたせいで身体に痣の残ったキャロンに何があったのか聞く始末。
恥ずかしいわ照れくさいわでロクに説明も出来ず、真っ赤になってしまうキャロン。
無神経にも重ねて聞こうとするペルルに思い切り平手打ちを食らわせると、
キーラを呼んで一人だけで乗って飛び去ってしまう。
「バカ!だいっきらい!!」
後には訳が分からず、頬に赤い手形を残したペルルが一人。
何故か身体がスッキリしているのを不思議に思いつつ、置き去りにしたキャロンへの不満を口にしながら歩いていった。

キャロンは一人、キーラの背に乗り城へと帰ってゆく。
未だにひりひりするお腹や胸に手をあて、昨夜の記憶を思い起こしては頬を熱くしていた。

「もう……バカ…」