ラモー・ルーが復活したなんて!
操られた村人黒騎兵たちの包囲をライケに任せて切り抜けたキャロンは
森を走り抜け村へと急いでいた。一刻も早く皆に伝えなければという一心で少女は走る。
息は弾み、悪い予感に背筋が震えて仕方がなかった。
駆け込んだ村の中には人の気配がなくキャロンの胸は不安でいっぱいになる。
もしかしてもう黒騎兵の襲撃を受けてしまったのでは…?
重くのしかかる不安を振り切るように頭を振り、キャロンはルークの家へと駆け込んだ。

椅子に腰掛けたままのルークを見つけるとキャロンは安堵し、駆け寄る。
「おじいちゃん!」
ほっとしたのも束の間、手を取り一気にまくし立てた。
「よかった!無事だったのね?こうしちゃいられないの!一緒に来て!」
引っ張り上げるキャロン。しかし、ルークは立ち上がろうとせず、逆に少女の手首を掴む。
その乱暴さと手の力強さに驚く間にうつむいていたルークの顔が持ち上がってくる。
「なんじゃ」
今まで聞いたことのない無感情で粗野な声にキャロンは違和感を覚える。
しかし、こうしてはいられないと思いが言葉を続けさせた。
「ラモー・ルーがよみがえったのよ?早く皆に知らせないと!」
その言葉にルークはキャロンの手を掴んだままゆっくりと立ち上がった。
すると部屋のあちこちから何人かの村人がどこからともなくあらわれ、キャロンを取り囲む。
その顔には一様に生気がなく、薄気味悪い笑いを浮かべ、虚ろな目をしていた。
思わずぞくっと震えるキャロン。村人達と一緒のはずなのに敵に取り囲まれてしまったかのような
恐怖感を覚えてしまう。
そして恐る恐るルークを見ると、あろうことかルークまでもが正気を失った目をしていたのだ。
「知らせる手間がはぶけたのぉ…」
「みんな…みんなどうしたの?変よ…」
驚き、立ちすくんでしまうキャロン。まさか、と思い至り背中に冷たい汗が流れる。
既にその時には村人達の獲物を見定めた獣のようないくつもの目がキャロンに近づいていた。

「いやぁっ!」
恐ろしい気配にキャロンはルークの手を振り払い、逃げだそうとした。
しかしその行く手にユリアが立ち、出口を封鎖される。
「ユリアさん!」
同性の存在に一瞬気が緩む。しかしキャロンの勘がユリアの前に立った瞬間最大の警告を発し、
その紫髪の少女へ駆け寄ろうとする足を止めてしまった。
思わずあとずさってしまうと後ろから追いついた大柄な男がキャロンの身体を羽交い絞めにする。
「ぐぅっ…マ…マリオ、あなたまで…?」
おそろしいほどの力で拘束され、小柄なキャロンは身動きが出来なくなってしまう。
「どうしちゃったのよ…みんな…やめて……」
ゆっくりとユリアが近づいてくる。少女に似つかわしくないほどの妖艶な笑みを浮かべていた。
周りを見渡しても村人達は助けようとせず不気味に目を光らせ、哂っているのみだった。
「い…いや…たすけて…」
怯え震えるキャロンの顎を掴み、可愛らしい唇にユリアの白く冷たい指が触れる。
「「ひさしぶりだな、キャロン王女」」
ユリアの声と重なるようにして重く下卑た声が呼びかける。
「その声は!」
驚くキャロン。忘れるはずなどない、ラモー・ルーの声そのものだった。
思わずユリアの顔を見る。その瞳に燃える紫色の炎がキャロンの目に映ると少女は全身に
熱い心地よさが流れ込んでくるのを感じた。
「あっ……ああ…体が痺れていくわ…この目…いつかと同じ…」
思い出した時にはもう遅かった。身体の力がどんどん抜けてくる。かわりに身体のどこも
かしこもがぽうっと熱くなり、気持ちよくなってしまうのだ。
「ふふ、この目は良く効くでしょう?キャロン。ほぅら…きもちよくなってきちゃった…」
ユリアは魔力を送り込みながら艶っぽい笑みを浮かべ、獲物を毒牙にかけようと歩み寄る。

全身が痺れ、どこにも逃れる事の出来なくなったキャロンの頬を優しく撫でるとユリアは唇を重ねてゆく。
「いやっ…うむっ…」
しっとりとしたユリアの唇が少女の唇を濡らしてゆく。怯えと驚きに身を捩らせようとするが
両手を掴まれ上にあげられた体勢で拘束されていて抵抗できない。
女の子同士の、しかも大勢に見られながらのキスという背徳感にキャロンの顔が熱くなる。
(いや…!…こんなの……女の子同士なのに…)
戸惑う間にもユリアの唇がねっとりと少女の唇を舐る。その妖しく甘い感触にキャロンの背筋が震える。
驚きに見開いた目がユリアの瞳と至近距離で向き合い、目が逸らせなくなってしまう。
「んっ…んぅ……ん…!」
ユリアはキャロンの顔を固定すると、むしゃぶりつくようにして唇を貪ってゆく。
そうして、柔らかな唇を吸いたてつつ濡れた舌でキャロンの口元をこじ開けにかかる。
「や…んぷ…ん…く…んんっ…む…」
呼吸が苦しくなり、悶えるキャロン。息苦しさと体に流れ込み、渦を巻き続ける快感で
どんどん力が抜けていってしまう。涙を浮かべながらユリアのキスに耐えようとするキャロン。
けなげなその姿にユリアは嗜虐的な笑みを浮かべ背筋を震わせた。
「んん…ぷ…むぅ…んっ……は、ぁむっ!?あ!」
耐え切れずにキャロンの唇が決壊し、ユリアの舌が蛇を思わせるほどの俊敏さで口腔内へと
侵入した。長く、しなやかで、熱く濡れたユリアの舌がキャロンのまだ誰にも味あわせたことのない
可愛らしく赤い舌へと絡み付いてゆく。
「あ…んっ…んぁぅ、ぁぷ…はぁっ…はぁっ!」
一度侵入を許してしまえばキャロンには抵抗する術はなかった。口の中の粘膜を蹂躙され、
歯茎の敏感な神経を舐め擦られ、舌を舐め絞られる。互いの吐息が絡み合い、唾液が混ざり合う。
激しく、甘く、巧緻なディープキスに経験の皆無な少女はあっという間に飲み込まれてしまった。
(なんで……キスで…こんなに……あたま…ぼうっとしちゃう…)
頬を赤く染め、ただたどしくもユリアの動きに合わせて舌を突き出し、絡み合わせていく。
ユリアは驚くほど巧みに舌を愛撫し、唾液を擦りつけては喉へと送り込む。
促されるままユリアの唾液を飲まされると、キャロンは胃の奥のほうまでがぽうっと熱くなってくる。
「ん…んぅ……ん…ぁ……ぅん…」
すっかり無防備になったキャロンの体を見やり、ユリアの目がまた妖しく光った。
震えているキャロンの脚、その太ももの間にユリアのむっちりと肉のついた白い太ももが滑り込む。
そのままぐい、とキャロンの股間へと押しつけたのだ。
「んぅっ!…ん、んんっ……」
太ももの侵入を許してしまい、圧迫されてブルマーを着たままの腰が震える。
ユリアの脚はぴっちりとキャロンのあそこに押し当てられ、持ち上げるようにして布地越しに
刺激を与えていた。ユリアの太ももの肉は柔らかく柔軟で、当たっている所すべてが快感を生みキャロンを苛む。
そして、なおもキス責めは続き、上下からキャロンの肢体は追い詰められてゆくのだ。
「ん……んぅ…んっ…む…んんっ…あ!」
(やだ…やだ…あそこが…じんじんしてくる……)
キャロンの口を陵辱しながらユリアは更にも太ももをぐいぐいと押し当て、ねじこんでゆく。
密着した股間はキャロンが身を捩れば捩るほどにあそこを刺激し、太ももの愛撫に身を委ねる事になってしまう。
下からの快感にじりじり焼かれつつ、ディープキスの息苦しさでキャロンはもう何も考える事が出来ない。
体が震えて力が入らず、怯えもだんだん麻痺してくる。我慢出来ずに、思わず目を伏せ愛撫を受け入れてしまう。
力が抜けるとじわりと蜜が溢れてキャロンのあそこを湿らせ、布地から染み出てしまっていた。
「んむっ、ぅぅんっ!んぁ、ぁっっ!」
(もう…だめ……)
そしてようやく、と思えるほどの長いキス攻撃を終えユリアがキャロンの唇から口を離す。
2人の口からはねっとりとした唾液が糸を引き、共にうっとりとした表情で見つめあう。
恍惚と忘我。キャロンはもうすっかりユリアの毒牙にかけられてしまった。
ユリアが脚を離し、マリオが手の拘束を解くとキャロンはもはや立っている事も出来ず崩れるようにして倒れ込んでしまう。
はぁ、はぁと甘い吐息を漏らし、無防備に蕩けた表情を浮かべる少女を見下ろし、ユリアは満足げな妖しい笑みを浮かべる。
「かわいいわ、キャロン。うふふふ、もっとかわいがってあげる…」
目で合図するとマリオがキャロンを軽々と抱きかかえる。少女はぐったりとしたまま動けない。
そうして、ユリアは村人たちを連れたままキャロンをいずこへかと運び去ってしまった…



…ルークの家の程近くにあるとある商人の家。
豪奢に飾りつけられ白いシーツを敷いたベッドの上に、マリオによって服を脱がされたキャロンが
横たえられる。全身を包む痺れと快感に未だぼうっとしたままのキャロンは抵抗も出来ないまま
裸に剥かれ、その健康的な肌の全てを村人達の視線の下に晒されてしまっていた。
ここが選ばれたのはこの家はキャロンとの繋がりが薄い為に捜索されにくく邪魔が入らない事。
そして何よりも部屋が広く、ベッドが大きいという点。ラモー・ルーの乗り移ったユリアの元王女らしい悪辣な美意識だった。
「ユ……ユリア…さん…」
ぼうっとしたままの頭と体でうめきながらも必死に起き上がろうとするキャロン。
しかし、脱がされた時もそうだったようにもう自分の意思ではユリアの目の呪縛を打ち破る事は出来なかった。
「うふふふ、素敵よ…キャロン『王女』……」
うっとりとした口調でユリアが呟きながら服を脱いでゆき、白く豊満な、柔らかい曲線を描く裸身が露わになる。
昂奮が隠し切れないのか、その肌は少し上気していた。
「や……やめて…こんなこと…正気に戻るのよ…」
恥ずかしさに体を隠そうと身を捩りながら懸命に懇願する。しかし、ユリアの目から笑みが消える事はなかった。
パンティ一枚の姿になってベッドへ上がると、つい、とキャロンの太ももを撫であげる。
「ひぅっ…」
触られて思わずビクン、と反応してしまうキャロン。これから何をされてしまうのかという不安と触られた感触の快さが
ないまぜになって少女の心を揺さぶっていた。
「……ぴちぴちした肌…脚も長くて…それにかわいいお尻……おっぱいも綺麗よ…うふふ……たべちゃいたいくらい…」
言いながらキャロンの肌を下から上へと撫で上げてゆく。褒める言葉一つ一つがキャロンの耳をくすぐるたびに
鳥肌が立つような震えが走り抜け、全てを見られている事の羞恥に顔を赤らめさせてしまう。
「いや……いやぁ……」
「……キャロン。もうあなたは私のもの……素直になれば…もっと気持ちよくしてあげるわ…」
言いながらユリアの白い裸身がキャロンに覆い被さってくる。その大きく膨らんだ乳房がキャロンのおっぱいを押しつぶし、
柔らかい肌が少女の体を包み込む。そうして怯える少女の眼前にまるで蛇のように怪しく光る紫の瞳が迫る。
「ああ……もう…だめ…」
どくん、とキャロンの心臓が高鳴った。先ほど受けた魔力が再び一気に体になだれ込んでくる。
熱く、甘い痺れが全身を包み、キャロンの抵抗しようという心が封じ込められてしまう。
もう、どうなってもいい……気持ちよくしてほしい……
キャロンの瞳から光が薄れたのを見るとユリアは淫猥な笑みを浮かべて再び唇を奪った。

「あぁっ……はぁ…はぁ…あ、ぅんっ…く…んっ、は…あぁんっ…」
ユリアの手と舌が、キャロンの体を這いまわっている。ユリアの白く細い腕はキャロンの少し日焼けした肌の上を蠢くと
まるで白蛇が絡み付いているように見えた。ユリアは背中から全身を密着させて半身になり、首筋から耳朶を舐め擦りながら
キャロンのおっぱいやお腹、太ももからあそこに至るまでを愛撫してゆく。
「あぁん……ん…ぁ…や…あぁんっ……はぁ…はぁ…はぁ…ぅ…」
脚の間にはユリアの太ももが差し入れられ、あそこを隠す事も出来ないまま後ろから腿肉を押し当てられている。
そしてキャロンのものより少し大きく柔らかいおっぱいを押し当てられてぐねぐねと捏ねられている背中も心地よく、
キャロンはいやらしい吐息を抑える事が出来ない。喘ぎ、声を上げるたびにずぶずぶと快楽の沼にはまり込んでゆく。
「かわいい声………がまんしなくてもいいの…ほら…ここも…気持ちいいでしょう…?」
男や魔物の乱暴な行為とは違い、女同士であり、体の弱い所を知り抜いているユリアの愛撫は巧みだった。
そして、ユリアのしっとりとした肌と柔らかい肉体がキャロンの体に吸い付くように密着して絡みつく。
熱を帯び汗にまみれて蠢く動作の一つ一つがキャロンの快感を増幅させてゆくのだ。
それはまるでユリアの体全てが触手にでもなっているかのように思えるほどだった。
「あぁっ!…や…やぁっ!…はぁ、はぁ、やぁんっ、っは…」
汗に濡れた白いむっちりした肉体の凹凸が肌の上を蠢くたびにキャロンはたまらなくなってしまう。
そしてさんざん唇を玩んだユリアの舌がチロチロと伸びてキャロンの腋をくすぐりながら下ってゆく。
たっぷりと唾液を含ませたユリアの舌はまるでラモー・ルーの触手を思い出させるほどに巧みにキャロンの性感を掘り起こしてゆく。
そして手はユリアほど大きくはないが瑞々しくて形がよく実の詰まった果実のような乳房を揉みほぐし、時折柔らかな桜色の蕾を撫でる。
巧みな性感帯への同時攻撃にキャロンは吐息を震わせて喘ぎ感じ入ってしまう。
「ぁ…うんっ…ん…く…ぅ…あぁっ…あっ!…そこ…や…ぁぁ…はぁ、はぁ…」
ユリアはそのまま脚を絡めていた太ももへと舐め下ってゆく。健康的なカモシカのようなキャロンの肢は汗と蜜に濡れ、
触れられるたびに背筋から脳へとぞわぞわした快感を送り込まれる。そのたびキャロンは頭を振って快感を露わにする。
その反応に満足そうな笑みを浮かべつつも、ユリアは目的の地へと体を移動させる。
すなわち股の間。薄い茂みに隠されているが、今や蜜を流し雌の匂いが溢れるキャロンのあそこだった。
「あぁっ……ぁ…ぃゃ…やめて……おねが…ぃ…」
ふるふると力なく首を振り拒絶を示すキャロン。しかし嫌がってみせていても、脚を閉じてユリアを完全に拒絶する事が出来ない。
あそこを舐められる、その事でどれほど気持ちよくなってしまうのか…知らず知らず期待してしまっているのだ。
ユリアは妖しい笑みを浮かべたままキャロンの太ももを抱え、広げられた股間へと顔を寄せる。
ピンク色の陰唇は既にキャロン自身の蜜に濡れてぬめり、甘酸っぱいような香りを放っていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…いや…見ないで…みちゃいやぁ…」
「きれいよ……それに…とってもいやらしいわ……こんなに濡らして…」
ユリアの言葉にキャロンは羞恥に顔を赤く染め目を伏せる。しかしあそこは逆にひくひくと蠢いて上気し、昂奮を隠せないでいた。
「あぅっ!…んっ!」
ユリアの指が触れると、昂奮に膨らんだあそこがびくん、と反応して蜜の香りをさらに撒き散らす。
この香りを直接吸い込んだ男は100人が100人理性を失うであろう、蠱惑的な愛蜜の香りだった。
ユリアはピンク色の柔らかな媚肉を蜜を掬い取った指で優しく撫でる。もはやそれだけでも今のキャロンには過ぎた責めだった。
「あぁっ!ん、んぅっ!あ、いやぁんっ!」
上体が跳ね、背中をぐんと反らして反応するキャロン。その動きを易々と封じ込めつつ下半身への責めを続ける。
ピンク色の大陰唇をめくり、美しくも淫靡に充血した小陰唇を覗かせる。そしてその上部、包皮に包まれて濡れる花芯を射程に収めた。
艶々とした真珠のような秘肉へとユリアの舌が伸ばされ、触れる。瞬間、キャロンの体が大きく跳ねた。
「あぁぁっ!!」
電流が一気に駆け抜けたかのような衝撃が体を貫く。そして瞬間的な衝撃が過ぎた後もじわりと痺れが全身に広がってゆく。
それは途方もない快感だった。熱くて、甘くて、鋭い快楽電流。それがユリアの舌によってつつかれるたびに生み出され、
キャロンのあそこから全身へと染み渡り脳を焼く。苦しいのに、切なくてもっと欲しくなってしまう。
「だめ…もう……やめて…おねがい…あぁっ!これ以上…されたら…あぁぁっ!」
「うふふ……美味しいわ…キャロン……もっと感じていいのよ……ほら…」
ユリアの舌が包皮を剥き、充血し勃起した陰核へと絡みつく。唾液と蜜に濡れた熱い舌がキャロンのクリトリス…
人体で最も敏感な快楽神経の集積地…を捕らえ、ぐにっと捏ねる。散々愛撫され、昂ぶらされた少女の肢体はその刺激に
耐える事が出来なかった。
「あ、や、あぁっ!だ、だめっ!い、くぁ…んんーーーっ!んんぁぁっ!!ぅぅっ!……」
びくん、とキャロンの体が大きく跳ねた。瞬間、少女の意識が白く染め上げられる。
息が止まり、ふるふるっと肌が震えて鳥肌が立つ。手足の指先までがぴんと伸び、目が見開かれる。
背中をぐんと反り返らせ、突き出された胸先で桜色に充血した乳首が揺れた。
「……っ……っぁ……は……ぁ…っ…」
ふっ、と緩みキャロンの体が崩れ落ちた。汗がどっと噴出し、体中のどこもかしも弛緩しながら荒い息を吐く。
ラモー・ルーの傀儡となったユリアの手管によってキャロンは最初の絶頂に追い込まれてしまった。
はぁはぁと喘いでいるキャロン。少女はまだこの陵辱劇が始まったばかりでしかないことに気づいていない。
ユリアは少女の絶頂の一部始終を観察し、哂っていた。そう、まだまだお楽しみはこれからなのだ…

数刻の後。2人は汗と蜜にまみれた美しい肢体をくねらせて絡み合っていた。
キャロンはその間一方的に愛撫で悶えさせられ、ユリアがその痴態を見てじっくり悦に入っている。
雄の力任せに貪るような獣性ではなく、雌の味わいつくすような性技がキャロンの身体を逃げ場なく追い詰めてゆく。
「あぁ……はぁ…はぁ…ぅ…うん…んぅっ…く…あぁん…や……やぁ…ぃ…いぃの……」
実のぎゅっと詰まった果実のようにハリがあり、なおかつ柔らかい膨らみを持った双丘をユリアの舌が舐めている。
唾液をまぶしながら、ゆっくりと肌の感触を味わうようにして舌は蛇のように乳房を這い回る。
そうして、時折指や舌が丘の頂点で痛いほどに勃起した乳首を抓り、少女に鋭い快感を送り込んでゆく。
「いやぁっ!、やめて……ぁ…やめないで…あっ!あぁっ!もう、だめっ!…あうっ!」
優しく、強く…絶妙な力加減で揉まれながらの愛撫にキャロンの上げる声は完全に蕩けてしまっていた。
そしてもう片方の手ではキャロンのあそこをくちゅくちゅと掻き混ぜている。白い指がふやけてしまうほどに蜜を絡め、
いやらしい音をわざと聞こえるように立てて陰唇からクリトリスにかけて媚肉を何度も何度も捏ねていく。
「いやらしい音…エッチな子ね…キャロン…ふふふ…もっとしてあげる…」
「…ぁ…いやぁっ……いわないで…ぇ…あぁんっ!クチュクチュ…させちゃ…いや…ぁっ……はぁんっ!」
顔を隠し、かぶりを振るキャロン。しかし、戸惑う心に反し愛撫に体は従順に反応してしまっていた。
指を奥へと導くように襞はひくひくと蠢いて吸いつき、腰は指を動かしやすいようにくねらせてしまう。
啄ばまれる胸もぐんと反らし、ユリアの口元へと押し付けるようになっていた。愛撫には素直に喘ぎ声をあげているうちに
浅ましくも体が反応し、果てはおねだりまでしてしまう。そうして何も考えられなくなり、快楽の虜になってしまうのだ。
「あっ!や、また…またいっちゃう…いやっ…あぁっ、ぅ…く…っくぁっ、あぁっ、はっ……んぅぅーーっ!!」
白いうなじを舐められながらお尻へ手を回され、桃のように瑞々しい尻肌を撫でられながらあそこを抉られると
キャロンは全身を痙攣させ、何度目か数える事も忘れてしまった絶頂へと再び堕ちていった。

目を伏せベッドに力なくぐったりと横たわり、呼吸のたびに乳房を上下させているキャロンを見下ろし、
頃合かと見たユリアは一旦ベッドから降りてパンティを脱ぐと少女に呼びかけた。
「キャロン……キャロン王女…こっちを見て…」
朦朧としつつも、目を開いてゆくキャロン。脚の間から裸になったユリアの姿が目に入る。
「私……素晴らしいものを授かったのよ…それを是非…キャロンに味わって…ほしい…の…」
言いながら顔を赤らめ、内股をもじもじとさせる。ユリアの茂みは昂奮にしとどに濡れて蜜を溢れさせていた。
そのあそこに自らの指を埋めると、掻き回し喘ぎながら呟く。
「…ユ…ユリア…さん…?」
「…ラモー…ルー…様に…あぁっ……頂いた…ぅうっ!…こ…コレを…ぉ、んぁぁっ!」
戸惑うキャロンをよそにユリアは指を深々と突き込む。すると溢れていた透明な蜜が白く濁り出す。
「ん…ぁ…ぅ…ぃ…ぅお…ぁ、んぅぁぁぁっ!」
ほどなく絶叫と共に何かがユリアの膣奥から溢れ出し、形を作ってゆく。
青黒い、醜悪な肉塊。そう、それはまるでラモー・ルーの触手のような、ぬめぬめとした蠢くモノだった。
それがユリアのあそこにとりつき、一体化している。更におぞましい事にその肉塊はまるで男のモノのような形を取っていたのだ。
「ひっ…ユ…ユリア…さん…それ…」
女性の秘部に生える男性器。そのおぞましくもありえない光景に怯えるキャロン。
しかしユリアは恍惚の表情を浮かべ、その異形のモノを撫でている。
「素敵でしょう…?…これ……これで…あなたを天国に連れて行ってあげるわ…」
うっとりと呟くユリアの瞳は完全に蕩けて紫色の光に飲み込まれている。怯え、必死に身を起こそうとするが、
体の自由が利かず逃げられないキャロン。ユリアは再びベッドに上がり片手でキャロンの両手を一まとめにするとすごい力で
引っ張り起こす。ベッドにひざまずく体勢になったキャロンの目の前でユリアの股間…に生えるモノが屹立していた。
キャロンは知る由もないが通常の性器よりも大きいソレはびくびくと蠢いては先端から汁を滴らせ妖しい匂いを放っている。
「ひ……」
「さぁ…舐めるのよ…キャロン王女…?」
声に顔を上げるとユリアはおそろしいほど優雅な笑みを浮かべてキャロンを見下ろしている。
モノに向き直れば青黒いそれはぴくぴくと期待するようにキャロンの唇を待ち構えていた。
息を吸うと、鼻からモノの臭いが脳に突き抜ける。キャロンは顔をしかめるのと同時に下腹にずん、と熱いものを感じてしまう。
(いや……だめ…これ……でも…あ…)
抵抗できず諦めたように目を閉じる。おずおずと口を開き、吸い込まれるように徐々に顔を寄せてしまうキャロン。
しかし、ユリアはもう待ちきれぬとばかりに片手で頭を掴むと腰を突き出し、モノを口腔へと押し込んだ。
「むぐぅっ!」
唇を押し広げ、肉塊がキャロンの口いっぱいに広がる。苦しさに思わず目から涙がこぼれてしまう。
そのうねうねとした外観とは裏腹にモノは逞しく、脈打ちながらキャロンの口腔内を犯してゆく。
「むぐっ、む、うんっ、ぐ、んんっ!んぅんっ!」
(いやぁっ……くるし……あ…これ…まるで…ラモー・ルーの…)
喉まで突き込まれて咽るキャロン。口いっぱいに咥えさせられ、息が出来なくなってしまう。
嫌がって舌を動かせば、それはモノを刺激し先走りが滲み出る。飲み下して、その味におぞましい記憶が呼び起こされる。
そう、ラモー・ルーの触手…あの熱い舌に気持ちよくさせられてしまった自分の痴態…
「美味しいでしょう…?…わかるわ……私にも…伝わって…きて…中で響いて…あぁっ…」
ユリアが喘ぐ。このモノはユリアのあそことも繋がっている。キャロンがモノを舐めれば快感はユリアのあそこへと送られるのだ。

恍惚に顔を赤らめ、ユリアはなおも快楽を得ようとキャロンの口を犯す。飲みきれず溢れ出た先走りが口元から零れて、
キャロンの乳房を汚してゆく。キャロンはされるがままモノをしゃぶらされ続け、そのうちにだんだんと意識が朦朧となってしまう。
「むっ、ぅうっ、ぅむっ…むぐ…ん…ぅふ…ん…ふぅ…ぁ…んぶぅっ!」
モノの吐き出す液に媚薬効果でもあるのか、それともフェラをさせられ続けて慣れてしまったのか、キャロンの口での注挿が
スムーズになって来た。顔はしかめた辛そうな表情のままだが、鼻から抜ける息がだんだんと蕩けてゆく。
(ダメ……これ…なんだか……ヘン…口の中…かんじて…あたし…おかしくなっちゃうよぉ…)
モノは細かい繊毛を持ち、それが自在に動いてキャロンの口の中を愛撫していた。舌をまんべんなく刺激して唾液を吸い上げ、
歯ぐきを丁寧に掃除し、分泌される粘液を擦り込んでゆく。キャロンは肉塊をねじ込まれながらその行為に快楽を覚え始めていたのだ。
ユリアもキャロンに奉仕させ、暖かくぬめぬめした口腔と絡まる舌の感触が生み出す歪んだ悦楽に益々身を沈めてゆく。
「ああ…あぁ…素敵よ……素敵…たまらないわ…はぁっ……はぁっ…」
「むぐぅっ、うむ…んぐ…ぐぅっ、ん…んぁぅっ!…っは…むちゅ…んっ…っ!」
ユリアの昂奮に呼応するようにびくびくとキャロンの口の中でモノが蠢き膨らむ。射精が近い証拠であったが、2人には理解が及ばない。
そのまま滾りに飲み込まれるように2人は登りつめてしまう。
「ああぁっ、何か、何かが…すごい、すごいわ、来る、来ちゃう、あぁぁっ、わたし、わたしっ!」
「むぐっ、ぐぅっ!むぐ、ぅむぅんっ!!」
ユリアが悦楽の叫び声を上げると、どぐん、と大きくモノが脈を打ち、キャロンの口腔内に粘液が吐き出された。
女の身でありながらの射精にユリアは下半身の熱が一気に抜け出たような感覚を覚え、脳裏が一瞬で白くなる。
粘液はあまりに勢いがよく、そして量が多かった為にあっという間に口いっぱいに広がり、唇から溢れて胸へと零れ落ちる。
キャロンは口の中を汚され、呆然としながらも頭をつかまれて動けずに粘液を飲まされてしまった。
その苦さと粘ついた感触に涙目になってしまいつつ、おぞましい液体を喉に落としてゆき、その熱さに陶然としてしまう。
昂奮と恍惚に肌を朱に染めたユリアは拘束していた手を離す。溢れた粘液で体を汚されたキャロンは蕩然とへたりこんでしまっていた。
「…ぅぇ…ごほ…ごほっ…ごほっ…ぅ…あぁ…はぁ…はぁ…はぁっ…」
咽せて咳き込み続けるキャロンの弱々しい姿を見ているうちにユリアの心の奥底にまた嗜虐的な暗い情欲の炎が灯る。
(もっと……もっと犯したい…キャロンを…王女を……わたしのものに…めちゃくちゃにしてしまいたい…)
膝をついて抱きすくめると粘液を掬うようにしてキャロンの乳房を捏ねる。
ぬめぬめした感触に思わず鳥肌をたて、「あっ…」と感じて声が出てしまうキャロン。
ユリアはその反応にたまらぬとばかりに震え、未だ粘液の零れるキャロンの唇へと口付ける。
少女は抵抗する事なく、悦んで唇を開くと目蓋を伏せ、ユリアの舌を受け入れてねっとりと絡ませた。
キャロンの両腕が震えながら縋りつくようにユリアの背中へと回され、少女の肉体は陥落を宣言した。

ユリアの乳房でキャロンのおっぱいが捏ねられる。柔らかな4つの双丘がもつれあい、潰しあい、互いの乳首が埋められて
擦られあっていた。女同士でしかあり得ない愛撫にキャロンは訳も分からず呑み込まれてしまい嬌声をあげる。
「あぁっ…や、あぅんっ…ん…んぅっ…ぁ…は…きゃ…はぁっ…はぁ…」
ユリアはキャロンの体にのしかかり、足を開かせてゆく。すっかり蕩かされてしまった少女は抵抗なく足を広げてしまう。
その体の芯にユリアのモノが触れた。キャロンの溢れる蜜に触れたモノは歓ぶようにどくんどくんと脈打っている。
「はぁっ…ぁ…いや……やめて…」
あそこに響いてくるおぞましい感触にキャロンは首を振って拒絶を示す。しかし、もう体は言う事を聞かない。
モノがあそこにあてがわれ、陰唇に触れると悦びにぞくぞくと背中に震えが走ってしまう。
ユリアは歪んだ笑みを浮かべるとそこで体を止め、キャロンを抱きしめると耳元で囁く。
「キャロン……これがほしいのね?……欲しいならおねだりしなさい…?」
耳朶をくすぐられ、鳥肌が止まらない。臍の下がもやもやとしてたまらない。瀬戸際まで追い込まれた少女は目を潤ませて震える。
(だめ……こんなの…だめ……あぁ…でも……体が…疼いて…だめなの…)
「たまらないのでしょう…?…ほら……一緒に…気持ちよくなりましょうよ……身も心もとろけるわよ…さぁ…」
淫魔の甘い囁きがキャロンの心を追い詰める。潤んだ瞳にユリアの目の紫色の光がめらめらと燃えているのが映る。
犯して欲しいと自らおねだりするなんて恥ずかしすぎる行為だ。しかも自身は碌に経験もないというのになんて浅ましい…
しかし体の芯が熱くじりじりと燃え、疼いてどうしようもない。そして女の本能が疑いようもない快楽を期待してしまっている。
熱に浮かされたようなキャロンの喘ぎ過ぎて乾いた唇がわなわなと開き、自分の舌がのびてそっと舐めた。
「…おねがい……ほしいの……ラモー…ルー…の触手……」
ごくり、と唾液を飲み下し、うわ言のように呟くキャロン。そこまで言うと観念したように一呼吸吐き、ふるふるっと震える。
降伏を口にし屈服しようとしている自分自身に知らず知らず、被虐的な快感を覚えてしまっていたのだ。
更に足を大きく開いてユリアの体を迎え入れ、目を閉じ涙を零しながら、遂にユリアを支配しているラモー・ルーに懇願してしまう。
「…あたしのあそこに…入れてください……っ!もう、がまんできないのっ!」
その言葉に辛抱できぬとばかり、歓喜の表情を浮かべたユリアが腰を押し進める。
ぬめったモノが膨らみながらキャロンの濡れひくついた割れ目を押し広げて媚肉を引き裂き、少女の肢体に情欲の楔を打ち込む。
忌まわしい敵の分身である肉塊がキャロンの狭い未成熟な膣道を貫き、踏み荒らし胎内を掻き分け、犯し挿入してゆく。
「あぁっ!!」
「くぅぅっ!」
2人は同時に悲鳴を上げた。体を引き裂かれるような衝撃にキャロンは目を見開き、ユリアは挿入のあまりの快感に恍惚となっていた。
そして荒々しく中へ入り込んだぬめぬめしたモノの繊毛が勝手に蠢いてキャロンの狭い膣道の襞に絡みついてゆく。
(あああっ…やだ…そんな…そんな……あたし……痛いのに…くやしいのに……すごく…きもちいい……っ…)
魔物の太い触手を深々と突き込まれ、身を引き千切られるような痛みと衝撃を受けているというのに自身の体は信じられないことに
それに倍する快感を既に感じてしまっていた。その背徳と恥辱にキャロンの心はかき乱されてしまう。
「あぁぁっ……く……ぅぅ…」
ユリアのお尻が震え、操られた体が衝動的に注挿を始めてしまう。体を抉り、抉られる。女同士でありながらのSEXの生み出す
もの狂おしくも妖しい歓びに互いの体は強烈な快感に包まれ、夢中にさせられてしまう。
「あぁっ!はぁ、はぁ、あぅっ!く、あぁんんっ!あっ、あぅんんっ!ユ…ユリアさんっ…ぅあっ!」
「はぁっ、はぁっ!あぁっ、すばらしいわ…すばらしいわ…キャロン…すてきよ…あぁっ!」
キャロンのあそこはユリアの乱暴な挿入にすっかり押しつぶされてしまっている。しかし体の芯は熱が収まらず、
どんどん蜜が溢れて悦んでしまっていた。そしてその蜜をモノが吸い上げるたびにユリアの体にも快感が跳ね返るため、
快楽の虜になったユリアは貪るように何度も何度もキャロンのあそこを貫くのだ。
「くぅ…ぁっ!…はぁっ…はぁっ…やぁんっ!あぁ--っ!」
深々と貫かれ、全身をユリアの肉体に捏ねられながら揺さぶられるキャロンの両手がユリアの背中をつかむ。
モノがキャロンの中を掻きまわすたびにどんどん内側が熱くなり、蜜が溢れてくる。ラモー・ルーの魔力の源であるその蜜を
吸い上げてモノが更に膨らみ、活発に脈打ちながらあそこをなおも蹂躙するのだ。
「くぅぅっ、あっ!や…く…苦しい…あぁっ…はぁっ…はぁっ…ぁ、うんんっ!」
苦しげなキャロンの額を汗が流れ落ちた。しかし紅潮した体はなおも快楽を求めて身悶え、ユリアへと縋りついてしまう。

ベッドがきしみ、2人の少女の肢体が蜜と汗を飛散させながら淫猥な音を立て交わり続けていた。
「ああぁっ!あぁっ!いいわ……いいわ…とろけそう!…もっと!…もっとよ…あ、ぅんっ!」
蕩けそうな表情を浮かべるユリア。自分のあそこが生み出す快感に呑まれ、昂奮に喘ぎながら腰を打ち付けている。
「あぁっ!あぁっ!…いやぁっ…ああ…だめ…あそこが…熱いのぉっ……あぅっ!…はぁっ…はぁっ…」
ユリアがキャロンのおっぱいを握り締めるかのように揉みしだきながら体を起こすと、キャロンは上体を悶えさせながら
無意識のうちに両脚でユリアの腰に絡みつき、離れたくないとばかりに密着してゆく。
ユリアの指に揉まれて昂奮に膨らんだ乳房が形を歪める。勃起した乳首を捏ねられるとキャロンはかぶりを振って激しく喘ぎながら
もっとしてほしいとばかりに胸を突き出してしまう。

「あぁんっ!…ん…ぁ…おっぱい…いいの…いいの…はぁ…あぁっ…あっ、あっ!ぅっ、あっ、んぁぅっ!」
繋がったあそこからは蜜がしぶき、それを追い求める肉塊が飛沫のように散ってキャロンの茂みへと絡み付いてゆく。
蜜を舐め取りながらいつしかそれはキャロンのお尻にまでその舌を伸ばし、腰を抱え込むように繋がると勝手にピストンを始めた。
「あぁっ!…あぁっ!腰が…勝手に…!ああぁっ!すごいわ…すごい…キャロン…キャロンっ!…わたし…もうっ!」
肉棒の暴走に飲み込まれ、2人が激しく喘ぐ。抉られるたびにキャロンの膣奥は自然にきゅうきゅうと痙攣し、
モノを締め付けて更に刺激してしまうためユリアの身体は暴走を止める術なくむしろ煽られるばかりになってしまう。
「あぁっ!はぁっ、はぁっ、あ、くぅっ!…なか…いっぱい…ん、んはぁっ!や、もうだめ…もうダメぇっ!」
髪を振り乱し、絶え絶えの息で叫ぶキャロン。しかし腰は自然に浮き上がり、モノを最奥まで呼び込んでしまっていた。
キャロンの秘窟の中いっぱいに肉塊は広がり、子宮口を叩きながら膣襞に絡み付いて蜜を吸い上げてゆく。
そして同時にクリトリスにも肉塊の繊毛がぴったりと取り付いて蜜の極めを捏ね回していた。
ラモー・ルーの分身と化したユリアの激しい愛撫と注挿に耐え切れずキャロンの意識が遠ざかってゆく。
「あぁぁっ!すごいの、きちゃう!あぁ…もうだめ…キャロン、おねがいっ…いっしょに…いっしょに…」
ユリアの下腹部の奥底に熱い濁流が渦を巻き始める。キャロンの口に出したときとは比べ物にならないほどの熱さと質だった。
自分の熱の全てが持っていかれてしまうような、とんでもない感覚に呑まれながら腰を打ちつけ、堰を切ろうとしていた。
キャロンの子宮口を叩き続けるモノが更に膨らみ、襞に繊毛が絡まりながら脈動すると少女達の吐息が更に切ないものになっていく。
「はぁっ、はぁっ、はっ、ぁ…いく…いっちゃう…ユリアさんっ、ユリアさんっ!…あたしっ…イっちゃうよぉっ!あぁぁっ!」
キャロンは女の子に犯され、イかされるという被虐的な行為を受け入れ、震えながらあられもない嬌声をあげてしまっている。
持ち上がったままのお尻がきゅっと締まり、中でいっぱいに膨らんだ欲望の塊を膣奥が咥え締め上げながら吸いついた。
その瞬間に、ユリアの胎内でとぐろを巻いた暗く熱い濁流の渦は決壊した。
「あぁっ…来るわ…くる…あぁ…受け取りなさい、キャロンっ…ラモーさまの力…あっ…あ、ぅあぁぁぁぁっ-------っ!!」
ぎゅううっと肉塊が震え、キャロンの膣中と同調する。そして陰核を吸い込みながら膣奥めがけて白濁液を解き放った。
「やっ…やめ…あぁっ…なか…だめぇっ…ぅぅっ!あついの…きちゃう…あぁっ!く…ぅ…うっ、んぁぁぁぁぁーーーーーーっ!」
絶頂の叫び声を上げる2人。全身の熱や力を一気に吸い取るような、ぞっとするような冷たさの直後、どろどろとした、熱いものが
キャロンの胎内めがけて流れ込む。キャロンのリバースの力が吸い取られ、無防備となった肉体にユリアの肉体を介して作り出された
魔王の力の奔流、邪悪な精液が流し込まれたのだ。
「あぁぅっ、うっ!んんっ!あぅ…く…ぅ…んんーーーっ!」
「ぁっ!!や、お…ちる…おちちゃぅ…っ…あぁぁぁーーーーっ!!」
どくどくと渦を巻き、胎内を埋め尽くしてゆく精液に悲鳴を上げるキャロン。際限なく熱を奪われ、全てが流れ出してしまうような
感覚に恐怖の叫びをあげるユリア。互いが肉塊を通じてそれぞれ異質な絶頂に追い込まれたのだった。
全身を痙攣させ、嬌声をあげて魔悦に堕ちてゆく2人。モノが抜けてもびくびくと蠢いて肉塊から溢れる精液が2人の体を汚す。
纏わりつく精液の臭いと感触にも2人の体は震え、肢体を貫く快楽に自然と頬が綻んでしまう。
そうして際限のない絶頂の果てに魂を抜かれたようになった2人は共にベッドへと倒れ込んだ。

やがて、ユリアが起き上がる。その身の魂は封じられ、取り付いたラモー・ルーの肉片の思うがままの人形と化してしまっている。
キャロンはまだ完全に支配はされていないが絶頂の余韻と疲労、魔力の影響から抜け出せないまま倒れていた。
全身は汗と精液に濡れ、熱を帯びて火照ったまま。あそこからはごぼりと精液が溢れ出し、無意識にお尻を震わせていた。
「はぁ…はぁ…はぁ……っ…は…ぁ…は…ん…ぁ…」
手についた精液を舐め取りつつユリアは哂う。うっとりと顔を赤らめるその表情はもはや淫魔のそれである。
そして傍らには妖しく赤い目を光らせるマリオが反り返る逸物を誇示するかのように全裸で立っていた。
そう。宴はまだ終わらないのだ。

(つづく)