雁魔羅狂屍郎の転生体である彼は、400年前の戦国武将、松永久秀(狂屍郎の父親)の子孫。今で言うところの織田信成みたいな存在です。
久秀は色魔と密盟を交わしていたため、巫女との出会いは一見「世代や時空を超えた運命」だったようにも思えます。しかし先祖である久秀が
嫁として迎え入れた女性色魔・御色姫は、実は青鬼魔の実姉。つまり彼の遠いご先祖さまは巫女の叔父さん叔母さんという事になる訳でして。
巫女だけがちっとも世代や時空を超えていないこの変てこな関係性は、ひとえに彼の実父、青鬼魔が長生きし過ぎている事から生じています。