『ラル』以外のくりいむレモン、さらにそれ以外のアダルトアニメに登場した「美少女」たちを、
オリジナルのイメージイラストと共に紹介(&ツッコミ)していくリスペクトシリーズ・第12弾。

『バルテュス〜ティアの輝き〜』より。
主人公(もしくは、主人公である青年を手助けしようとするヒロイン?)・ティアです。

『リヨン伝説フレア』シリーズで名を馳せた宇宙企画が、1988年に発表したオリジナル作品である、この『バルテュス』。アニメファン一般に
言われているとおり、『天空の城ラピュタ』を始めとするスタジオジブリ系アニメの笑えないパロディ作品です。世界設定などはやたら重厚で
見応えがありますが、尺が短いのとあくまでもアダルト向けだという体裁とが相まって、色眼鏡でしか見られない作品になってしまいました。
時代の徒花などと言ってしまえば身も蓋もありませんが、勢いのままに生まれた特異点のような存在。とりあえず観て損はない…のかも?

囚われた後に支配者モーロックに犯され、秘めた力を覚醒させるシーンを再現。冒頭の登場シーンでは本当に色気も艶もない作画ですが、
さすがに陵辱シーンでは見応え充分。自分の愛液に塗れた男の指を口に突っ込まれるなど、ねっとりとしたSEXを存分に魅せてくれます。
アダルトアニメ史上屈指の地味デザインですが、大切なのは演出と動きと声の演技。そんな当たり前を再確認できる、古きよき美少女です。