ジャンルやメディアなどを問わず、魅力ある女性キャラクターたちを
チョイスし、イラストに描き起こして紹介するシリーズ・その13。

1990〜94年に『週刊少年ジャンプ』で人気を博し、92〜95年にスタジオぴえろ制作でアニメも放映された富樫義博氏のマンガ『幽☆遊☆白書』より。
霊界案内人にして主人公・浦飯幽助の後見人・ぼたんです。ちなみにイラストはアニメ版。

あまりにも有名な原作については、今さらあれこれ言いません。そしてこのぼたん、初回から最終回まで登場したキャラクターであり、ある意味作品の顔です。
鞍馬飛影などの男性キャラが(今で言う腐女子に)圧倒的な人気を誇っていた一方、女性キャラの中では唯一と言ってもいい、同等の人気を保っていました。
やはりこれは仲間思いである反面、誰ともまったく恋愛フラグを立てなかったのが要因かと思います。モテないとか恋愛運がないとかではなく、少し立ち位置を
異にしているバランス。最後までぶれなかった、心地よい謎キャラ感が魅力でした。なお、CVは深雪さなえ氏。そう、我らがキャロンこと室井深雪さんです。

お色気的な要素は全編ほぼ皆無だったこの作品。作者の前作(連載デビュー作)『てんで性悪キューピッド』からは想像し難いほど生粋の「少年マンガ」です。
当然こんなカットもありません。が、声がキャロンでこの髪型なら、やっぱり普通の姿では収まり(何の?)がつかない…という事で、サービスアングルです。