ジャンルやメディアなどを問わず、魅力ある女性キャラクターたちを
チョイスし、イラストに描き起こして紹介するシリーズ・その15。

1987年にナムコがアーケードで発表したアクションゲーム『ワンダーモモ』より。
主人公の人気アイドル・神田桃が変身するロリコット星の愛の戦士ワンダーモモです。

89年には往年の名ハード、PCエンジンのソフトとしても発売されたこの作品。実は世界観自体が舞台劇であるという変則的な設定になっています。
異星から来訪したヒロインが、悪の軍団と戦う内容の舞台劇をみんなが観る。要するに吉本新喜劇みたいな構図です。挑戦的と言うかシュールと言うか。
そして、この作品の最大の売りはお色気演出。ジャンプやハイキック、転倒などでことごとくパンチラを披露し、観客席最前列のカメラ小僧に撮られると
羞恥心で硬直するなど、エロではなくお色気を前面に推し出した演出が炸裂。ギャルゲーの元祖とも呼ばれる快作です。CVは当時のナムコの女性社員

オマケで止め絵が収録されていたものの、基本的に頭身の低いドットキャラだった彼女。だからこそ笑って済ませられる「お色気」であったとも言えます。
今回の絵では、設定画やパッケージのビジュアルを再現。舞台劇設定から連想し、物語仕立てのストリップのひとコマという感じの露出レベルにしました。