ジャンルやメディアなどを問わず、魅力ある女性キャラクターたちを
チョイスし、イラストに描き起こして紹介するシリーズ・その16。

1988年に日本テレビ系で放送された近未来SFアニメ『超音戦士ボーグマン』より。
主人公のひとりで電子戦を得意とするボーグマンの紅一点、アニス・ファームです。

『聖闘士星矢』のヒットから生まれた数々の「強化服アニメ」の1作と言えるこの作品。主人公たちはサイボーグという設定であり、完全なハイテク系作風で
やや大人っぽいイメージを有しています。作品自体は大ヒットとはならなかったものの、菊池通隆(麻宮騎亜)氏のキャラデザインは大人気を博しました。
特に有名なのがこのアニスの変身シーン。バルテクター(強化装甲)が上半身を覆う瞬間、乳房がぽよんと揺れて圧迫される演出です。今となってはさほど
珍しいものではありませんが、TVアニメ史においてはエポックメーキングと言っても過言でなかったこの演出。彼女の真骨頂でした。CVは鷹森淑乃氏。

圧倒的なキャラ人気を誇っていた彼女。その人気と作り手たちのノリのよさに後押しされ、当時からアニメ誌のピンナップなどで本編では見られない過激な
半裸や全裸が惜しみなく描かれました。ちなみに今回モチーフにした水着姿は、WAVEから発売されたフィギュアのデザインをそのまま踏襲しています。