ジャンルやメディアなどを問わず、魅力ある女性キャラクターたちを
チョイスし、イラストに描き起こして紹介するシリーズ・その18。

1996年から1999年にかけてサンライズが制作したOVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』より。
第10話「震える山(前編)」に登場した名もなきジオンの女性オペレーター、通称ケルゲレン子です。

宇宙世紀を描いた『ガンダム』のOVA作品としてはあまり評価の高くない本作ですが、この第10話は2つの意味で今もカルト的な人気を誇っています。
ひとつは、ノリス中尉の駆るグフカスタムの鬼神のごとき戦闘シーン。グフ再評価の大きな契機となりました。もうひとつがこのキャラクターの存在です。
機動巡洋艦ケルゲレン所属の仕官らしいのですが、2カットのみの登場で名前なども不明。しかしその可愛らしさとナイスバディで一躍人気キャラとなり、
生存がほぼ確定。後のゲーム作品にも何度もカメオ出演する事となりました。想定外の人気から発展していった、珍しいキャラです。CVは荒木香恵氏。

登場シーンは仕官服のみ。オフィシャルアートもほとんど存在していないキャラクターなので、衣装に関しては開き直ってオリジナルで考えてみました。
とにかくこのキャラは、髪の毛とおっぱいのボリュームこそがチャームポイントです。その分かりやすさが、短い登場カットでの人気に繋がったのかなと。