模型雑誌の老舗『月刊HOBBY JAPAN』1985年2月号に掲載された、
大川傅雄氏によるフルスクラッチフィギュアをアニメタッチに変換したイラスト。

85年と言えば、まさに『くりいむレモン』第一期が真っ盛りだった当時です。
『POP CHASER』の発売が3月なので、この時点で『ラル』は事実上の最新作。
社会情勢が現在とは違っていたとは言え、こんなメジャーな一般誌の巻頭特集で
堂々とフィギュア化されていたあたり、当時の『くりいむレモン』の勢いが窺えます。

正直、現在の目で見ると、完成度という点でかなり苦しいものがありますが、それは
このキャロン&ペルルに限った事ではなく、全体的なレベルでの「隔世の感」です。
実に30年近く前ですから、さもありなんという感じです。時代は確実に進んでます。

…それにしても、どうしてメインのカットがこんな変則アングルになったんでしょうね?
足元のペルルを活かすためだとすれば、キャロンがちょっとばかり不憫な気もします。

下部の文字クリックでオリジナルフィギュアの記事が開きます。




オリジナルフィギュア