王女キャロンと衛士マリオの秘め事シーン、その8。
「ことを済ませ、それぞれが自分の場所に戻るまでのひととき」というイメージで描いてみました。

「背徳の関係」の連作はすべて和姦という設定なので、マリオが何者かに憑かれているわけでも、
キャロンが魔力で欲情させられているわけでもありません。2人は望んで体を重ねているのであり、
当然、ことの終わりは普通に訪れます。互いに同じ後ろめたさを共有しつつ乱れた身なりを整え、
キャロンは人望厚いラルの国の王女、マリオは忠実な衛士という「あるべき日常」へと戻っていく。

「全て忘れて溺れた束の間の快楽への、ほんの少しの未練」…という感じでしょうか?