623さんのSS第7弾における、『1』キャロンの陵辱イメージイラスト。

ラモーに処女を奪われた直後のキャロンが再び捕らえられ、スライムと化したラモーに全身の性感帯を開発されるというこのSS。
基本的には『1』の寸止め展開を覆した上でのエロ場面補完なんですが、単なる陵辱とは違う、徹底した肉体蹂躙描写が圧倒的。
陰毛を含む全身の産毛を残らず抜いたり肌や毛穴の老廃物を削ぎ落としたり、さらには膣内に残る処女膜の残滓を取り除いたり。
心身が壊れてしまわないよう加減しつつ、体の内外から滅茶苦茶にしていく過程は、さながら人体改造の手術といった趣きです。

で、この場面。文中では
大きく広げられた足の間。薄い茂みに覆われているはずの秘裂は毛を抜かれた上で大きく広げられ、陰唇からなだれ込んだ半透明のせいで
奥までが見えるようになってしまっている。そして流体がひっきりなしに出入りを繰り返して秘めやかな洞窟を踏み荒らしてゆく。

と表現されている部分です。
それほど激しい動きもキャロンの苦悶も描かれていませんが、注目したいのは「見えるようになってしまっている」という表現部分。
一体これ、「誰に」見えるのでしょうか? もちろんキャロン自身ではないし、直に彼女の膣内に侵入しているラモーでもありません。
密室に2人きりでいるという展開なので、2人以外の誰かというわけでもありません。つまり、「読み手」の視点という事になります。
閉ざされた城の中の、さらに閉ざされた室の中で、密やかに行われている辱めの儀式。誰ひとり目にするはずのないその光景を、
世界の外に隔絶された傍観者、つまり読み手だけが「見ている」。当然といえば当然ですが、何とも背徳的な感じのする一節です。