花忍キャプター3
(『忍者キャプター』より)
1976年〜77年にテレビ東京系で放送された特撮ヒーロー番組『忍者キャプター』に登場する忍者、花忍キャプター3のコスチュームです。
放送局こそ違うものの、原作・八手三郎、制作・東映という、スーパー戦隊シリーズの先駆けと形容しても差し支えないこの作品。主人公が
7人もいるという大所帯で、キャプター3だけが女性。しかも初代と二代目がいたりします。顔の部分がのっぺりとしたバイサーになっており、
戦闘中も頻繁にパカパカ開けて素顔を出していたのが特徴。いわゆる変身と異なる、戦闘服然としたその描写がなかなかユニークでした。
数が多いゆえに個々のデザインは簡略化されており、表情を完全に隠した上でシンボルマークをドンとあしらったメットの意匠は秀逸です。
男女ともほぼ同じデザインですが、やはり現在の目で見ると女性が着こなす方がしっくり来ているように思われます。…特に足のタイツが。