バルタン星人

  (『ウルトラマン』より)  

1966年〜67年にTBS系で放送された特撮番組『ウルトラマン』より。第2話「侵略者を撃て」登場の宇宙忍者・バルタン星人の装束です。
宇宙旅行中に母星を核実験で失った「難民」でしたが、偶然立ち寄った地球への侵略的移住を強行した結果、20億を超える個体がウルトラマンに
抹殺されました。デザインも出自もやる事もまさに宇宙人って感じですが、これに「忍者」の肩書きを持たせた、制作陣のセンスに圧倒されます。
その後も半世紀に渡り、何度となくウルトラ戦士に不敵に挑み続ける彼ら。名実共に超メジャー級知名度の創作忍者(&怪獣)キャラクターです。

ちなみにこの衣装は、2014年より円谷プロ公認で始まった企画『ウルトラ怪獣擬人化計画』の一体で、デザインはPOP氏が担当しています。
多様なメディアミックスであるこの企画では媒体ごとに同じ怪獣でもデザインが異なりますが、フィギュア用である”これ”が最もエロい路線です。